エル(訪問介護サービスセンター)

丁寧な掃除と世間話で
喜んでいただきたい。

訪問介護ヘルパー N.S

高齢者向けブティックを60歳で定年後、ホームヘルパーの資格を取得。2011年にヘルパーとして入職。

60歳定年後にヘルパー資格に挑戦。第2の仕事人生をスタート。

ヘルパーの仕事を始めたのは60歳です。それまでは年配の方向けのブティックで販売員をしていました。定年退職直後は、しばらく遊びたいという気持ちもありましたが、1ヶ月も経たないうちに「このままでは時代に取り残されてしまう」という気持ちが強くなりました。その時、ブティック時代にお客様から介護の悩みなどを色々聞いていたことを思い出し、ヘルパーなら私にもできるかもしれないと、近所にあったエルを訪ねました。そこで資格が必要なことを知り、すぐにケアカレッジに通ってホームヘルパーの資格を取りました。早速エルを再訪し「資格を取ってきました!」と報告したら担当の方はびっくりされていましたが、以来8年間、働かせていただいています。
 
 

頑張って働き過ぎて5ヶ月入院。その間も会社は私を待っていてくれた。

実際に仕事を始めた時は、本当に緊張しました。1日目から先輩に付いて4軒くらい回り、お風呂の介助ではシャワーの位置を間違えて頭からお湯がかかったこともありました。最初の頃は頑張り過ぎたのか、その2年後に体調を崩し、5ヶ月の休業も経験しました。しかしながら、会社はその間も私の登録を外さないで待っていてくれました。今でもとても感謝しています。
現在では自分のペースが保てるようになり、ムリをせず、体をいたわりながら75歳くらいまで頑張りたいなと思っています。

 
 

利用者様に教えていただく日々。訪問するときは、親の家を訪ねるような気持ちで。

私は利用者様に対して常に「喜ぶことはなんでもしてあげたい」という気持ちで接しています。その気持ちが伝わるのか、何度も通ううちに「体大事にしてね。あなたがいなくなったら困るから」と言っていただけるようになった時は本当に嬉しかったです。お互いに好感を持って接する方が、長く続けられるとも思います。
また、わからないことを利用者様から教えていただくこともあります。一度「たたきごぼうを作って」と言われて作り方がわからなかった時に「こうやってやるの」と教えていただきました。戦争をくぐり抜けてきた方々は物を大切にするし、知識も豊富で、考え方にも芯が通ってらっしゃいます。皆様に比べたら「まだまだ自分はひよっこだな」と思うときも多くあります。働く私を子供を見るように見守っていただけて、勉強になりますし、私も親の家を訪ねるような気持ちで、お世話に伺っています。

 

ピカピカに掃除した後の世間話が、至福の時間。

仕事は掃除が中心になるのですが、板の間の床拭きをしてあげた時に「これで安心して裸足で床を歩ける」とすごく喜んでくれた利用者様がいました。何回も通って隅々まできれいにすると、皆さん顔を輝かせて喜んでくれます。
そして利用者様の一番の楽しみは世間話です。皆様、掃除などの作業を少しでも早く終えて、5分でも10分でもお話を聞いて欲しいのです。「あー、良かった!あなたが来なかったら1日誰とも話さないところだった」と喜んでいただけた時は本当に嬉しいです。だから私も病気をしないで、必ず訪問できるように、体調管理には常に気を遣っています。
今私は本当に、この仕事が好きです。お年寄りが好き、困っている人を助けたいと思う方でしたら、年齢を問わず楽しく働ける仕事です。そのことを介護の仕事を目指す方に、自信をもってお伝えしたいです。

交通アクセス

〒464-0854
愛知県 名古屋市千種区大久手町 5-19

電車:地下鉄桜通線 吹上駅1番出口より徒歩5分
バス:市バス 大久手より徒歩1分

お電話でのお問い合わせ

052-745-1606

採用担当